走る楽しさを追求した「直感ハンドリングFR」のコンセプトを具現化する為に製造されたFRスポーツカー。 今なお絶大な支持を受けるAE86系カローラレビン、スプリンタートレノの自分だけの一台を作ると言う精神を継承する意味合いを込めて86と名付けられた。 エンジンは直噴水平対向4気筒エンジンであり、コレは共同開発元のスバルによるFA20エンジンにトヨタ製のD-4Sを組み合わせたものである。 近年の高性能スポーツ製造の常套手段であるターボ、ハイグリップタイヤ、4WDを否定する事から始まり、扱いやすさと安さを追い求めている。 1200kg台と外見に反して軽く作られており、エンジンと重量に関する配慮がなされた結果であると発表されている。価格からも解る通りスポーツカーとしてのスペックそのものは低い部類に入るが、 460mmと非常に低い最低地上高や水平対向エンジン搭載による低重心化等、スポーツカーとして特筆すべき点は多い。 何よりも世界中のスポーツカー市場が冷えに冷え切ったこの時代に高コストのFRを新規プラットフォームで製造したことは評価されてしかるべきである。 自社でスポーツカーを出したいトヨタがスポーツカーを作りたいスバルとの利害が一致して共同開発されたと言う経緯があり、そのスバル側のチャネルで販売される車がBRZである。 トヨタが色々とイチャモンをつけた事は批判の的となっているが、一応スバルも強気に対抗したとか何とか。