日産の記念碑的な存在であるフェアレディZの一つで6代目に当たる。
商業的に成功した先代Z33型から大きく外観は変わっていないが、排気量の拡大やパワートレインが変更されるなど確実に進化している。
シフトアップ・ダウンの度にエンジン回転数を適性数値に調整するシンクロレブコントロールがMT車には搭載されており、
シフトダウンの際にヒール・アンド・トゥを必要とせず、プロドライバーの様なシフトフィールを持つ。
ATは変速スピードが速く、日本投入車としては初の7速AT等ミッション関係にはトピックが多い。
Zのアイデンティティであるロングノーズを持ちながらホイールベースの短縮が図られており、1500kgと決して軽くない車重の運動性も確保されている。
これだけの性能を持ちながら価格は300万円前後に抑えられている所もまたZらしいと言え、今なお愛され続けるZの名を冠するにふさわしい一台。
しかし超速変形はしない。それが俺のジャスティス。