1991年にデビューしたFD型RX-7の最終進化形態で、FDの最高グレードにあたる。 多くのスポーツカーが姿を消した排ガス規制の波を逃れることが出来ず、製造終了を決定した中で製造された最終特別限定車がスピリットRである。 これまで幾度か登場した走りの特別グレードであるRZをベースにして17インチのBBSアルミホイール、ビルシュタイン製ダンパー等の走りの為の装備が取り付けられている。 また、特別なモデルであることを示すかのようにエンジンルーム内にシリアルナンバーが刻まれたプレートが飾られている。 スピリットRは2シーターでドライバーシートがレカロシートのTYPE-A(写真)、4シーターのTYPE-B、AT仕様のTYPE-Cの三種類が販売され、 2002年8月26日にチタニウムグレーメタリックのTYPE-Aが最終生産車がラインオフされ、RX-7の製造を終了した。