スポーツカーとしては唯一ロータリーエンジンを搭載した車となるRX-7の二代目モデル。 先代SA型に引き続いてプアマンズポルシェと呼ばれていたが、性能は比較にならず、海外の一流スポーツカーとも張り合える程のスペックを持っていた。 フロントブレーキには国産車初の対向4ピストンのアルミキャリパーを採用。 エンジンはインタークーラー付きの13Bエンジンで、前期型は185馬力、後期には205馬力に達するパワーを得ていた。 パワーは勿論だが、軽量で小さかったことによって重量とその配分がスポーツカーとしては理想的な数値を持つ。 後の国産スポーツ群雄割拠の時代を予言していたかのように登場した二代目RX-7。国産スポーツが世界と肩を並べて戦い始めると、 それに合わせてFD型へとモデルチェンジした。