レクサスISはレクサスのDセグメントカーで欧米では“反ドイツ”主義層から非常に高い人気を得たモデルだ。 新設計されたシャシー構造に専用チューンが施されたモデルが販売されており、レクサスではこのISに 毎年スープラのミッションとGS430のV型8気筒エンジンに換装したコンセプトカーを発表し、最終的にハイパフォーマンスモデルであるIS-Fが販売されるなど、 実質的な先代に当たるアルテッツァ同様にスポーティセダンとしての路線を貫いている。 そんな二代目ISに対してG-AFがミドルチューンを施したチューンドカーがこの車両である。 元々1.6t近い重量を持つ当該車両で、ボンネット及びトランク、ホイールアーチ内、内装要所にカーボン素材を用いることで 高級セダンの強みである高剛性を無くすこと無く100kg近い減量を達成している。 ATシステムはそのまま使用しているが、アクセルでシフトアップ、ブレーキングでシフトダウンを予測させてシフトラグを減少させるシステムが搭載されている。 座席の取り外しは行われていない為、大人5人が搭乗可能で公道走行も可能。平日はVIPをリアシートに乗せて仕事のパートナーとして、休日はサーキットへ繰り出すと言うスポーツセダンらしさを伸ばした一台。